2011年4月27日水曜日

人間の力

私が、本当にフカフカの座布団になれる日は
まだまだ遠い目標のように感じますが、
小さい頃から、人とななめからお付き合いをするのが
私には苦です。
 
 
 
 
地震・津波・原発事故。
 
この日本で生活している人間にとって
本当に、表現に苦しむ大変な今でも、
自分のものさし加減を主として生活しておられる人がいるのですね。
 
 
残念。。この一言です。
感情の何もかもを通り越した、一言でございます。
 
 
何もできないのではない。
身の回りで起こっている小さな1つの問題を拾って助け合いましょう。
 
この日本に、動ける人はまだまだ沢山おられます。
動ける人たちが、小さな助け合いを1つしていったら
とても大きな力になります。
 
真っ直ぐ、心開いて
復興の道筋を開いていきましょう。
 
私たち、社会の大きな部分を動かす事はできないけど、
即効性のある事はできないかもしれないけど、
真っ直ぐ向き合えば、自然に手を取ることができる。
 
手を取り合えば、助け合える。
 
被災地の皆さんに届けましょう。
本当に感触のあるものを。
 
まずは、自分の周りから。
 
普通に生活させていただいている私たちが頑張りましょう。
 
 
 
 
 
雨にも負けず風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち、

欲は無く、決して怒らず、いつも静かに笑っている。
一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ、
あらゆることを自分を勘定に入れずによく見聞きし、分かり、そして忘れず、
野原の松の林の蔭の小さな萱葺きの小屋に居て
東に病気の子供あれば、行って看病してやり
西に疲れた母あれば、行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば、行って恐がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があれば、つまらないから止めろと言い
日照りの時は涙を流し、寒さの夏はおろおろ歩き、
みんなにでくの坊と呼ばれ、誉められもせず、苦にもされず、
そういう者に私は成りたい。


宮沢 賢治さん


娘と共に、敬愛させていただいている詩です。
人の命のありがたさと、大きな強い心を感じます。

どうぞ、何かを感じ取ってくださいましたら幸いです。

人間の力。
本当に大切です。